近藤圭太

スピーチライターの近藤圭太です。
私がプロとして仕事を始めた2009年から、数多くの案件を通して得たノウハウや心得を以下のコンテンツにまとめました。よろしければご参考になさってください。




「スピーチの例文」&「紙を見ながらもすっきりと話すことができる実演動画」

     

「紙の作り方」「マイクの扱い方」「司会から声をかけられてからの立ち居振る舞い」
「読み方」「目線」などを全て説明してあります。
 ●冒頭の14分ほどをご覧になっていただければ結構です。



47首の「短歌」で学ぶ「結婚式スピーチの心得いろは」

【解説】
 気負ってオーバーアクションな話をしようとしても、大抵の場合には「空回り」に終わることがほとんどです。
 ここでいう「自分に正直」とは、「地金モード」で好き放題に話をするということではなく、自らの思いに照らして自然な言葉を使うということです。





【解説】
 結婚式のスピーチというと「ムードの演出」というイメージをお持ちの方が多いですが、「話の内容に一貫性が感じられる」こととあわせて、新郎新婦の実態と合わない「変な褒め方」になっていないかどうか、事前にチェックを行うことは欠かせません。






【解説】
「私はあがり症なんです」という人のほとんどはスピーチに成功されています。
なぜなら、自分の弱点を認識されている人は、原稿作りにせよ、話す練習にせよ、一生懸命に取り組んでいるからです。
反対に代筆してもらった原稿を流し読みしただけで満足してしまいノーチェック、ぶっつけ本番で臨む人は「危ない」といえるでしょう。



【解説】
 例えば会場にいるほとんどが友人関係である、20名ほどの「2次会」の挨拶と、親族一同や職場の上司のみならず、地元の有力者も出席する200名の結婚披露宴とでは「題材」や「言葉の使い方」も違ってきます。ただし、友人だけであれば「ふざけた内容」でもOKで、「偉い人」の前では「しゃちほこばった話」がいいということでもありません。いい意味の緊張感はいずれも必要です。



【解説】
<例文A>「●●君は真面目でひたむきに仕事に励む立派な社員です」
確かにその通りかも知れませんが、あまりにも稚拙かつステレオタイプな表現です。
<例文B>「●●君は誠実な人柄で手を抜かず仕事に励む好青年です」
<A><B>ともに25文字ですが、<B>の方が「具体的」かつ「多くの情報」が含まれています。ご参考にしてください。



【解説】
 タレントであれば、「天性の感覚」で場の空気をリードし、会場の心を一つにすることも可能でしょう。しかし、結婚式のスピーチをする人の多くは、「話なれていない」ことがほとんどであり、「高望み」しすぎて、芸能人や一部政治家の「ものまね」に走ることは賢いやり方とはいえません。ただ逆に「ひたむきさ」をことさらにPRする必要もありません。結論。何度も練習しましょう。



【解説】
 時には「勢いに乗る」ことが必要です。
 スピーチを仕上げる段階では、いって「いいこと」と「悪いこと」を選ぶ作業が必要ですが、最初の段階では思いつくままパソコンの画面に文字を打ち込んだり、真っ白な紙に新郎新婦のお名前を書いて見るだけでも、原稿を作る上でのモチベーションを高めることになります。




【解説】
 前段にも関連しますが、原稿を作っている段階では、「失言」もなければ、「場の空気が凍り付く」こともありません。
「ふるいに掛ける」という言葉がありますが、「砂」が多ければ多いほど「砂金」が見つかる可能性も高くなります。
子供に取って安全な遊び場である「砂場」をイメージしながら、「ネタ選び」に励んでください。



【解説】
「例文」はあくまでも「完成した料理」でありレシピそのものではありません。よくネット上の例文を「いいとこ取り」して組み合わせる人がいますが、例えていえば「丼」の中に「カレー」と「ちゃんぽんの汁」と「いかの塩辛」を放り込んでシャッフルし、お客様に「どうぞ」といって差し出すようなものです。代筆を依頼するしないは別にして、プロの意見を聞くことは参考になります。



【解説】
「時事ネタを盛り込んで欲しい」
「今はやりの『あのフレーズ』を使いたい」
私のお客様からこんな要望もありますが、あまりお勧めはしておりません。
自分の思いと接点のない題材やフレーズは、「身の丈に合わない服」と同じく、「不自然な印象を与えることになります」
目的はあくまでも「おめでとう」という思いを「説得力を持って」伝えることです。



【解説】
「よし、この原稿でいこう」という最終的な決断は、スピーチをする本人にしかできませんが、「人が聞いてどのように感じるか」という印象は貴重な判断材料になります。
もし可能であれば、「家族」「親友」や「会社の部下」などではなく、率直な意見を述べてくれる「第三者」の前でスピーチの実演を行い、手直しをする参考にすればいいでしょう。



【解説】
 あえて解説を加える必要も無いかも知れませんが、「昔のやんちゃ話」を結婚式のスピーチにおいて披露するのはNGです。
とりわけマズイのは過去の異性関係を「暴露」するような内容です。
特に結婚式における新婦は、幸せの絶頂である反面ナーバスにもなっております。
「いい意味での臆病さも必要」
この言葉を心の真ん中においてください。



【解説】
 仮に新郎新婦が「出来の悪い人」や「いじられキャラ」の人であったとしても、普段と同じようなノリで軽口を叩くことはタブーです。
 当たり前のことですが、両親に取っては自分の息子や娘は誰にもまして大切な存在です。無用の反感を買うリスクを回避する上でも「いいところ」を見つけて「褒める(自然な形で)」ことに心がけてください。



【解説】
 結婚式では、「忌み言葉」いわゆる「縁起の悪い言葉」は使ってはいけない。
この主張に関しては「気にしなくていい」との意見もありますが、やはり避けましょう。
原稿作成において忌み言葉を取り除くことは純粋に「心証を悪くするリスクを回避する」ということ以外に、丁寧に文章を吟味する姿勢を産み、全体としてのレベルアップにもつながるからです。



【解説】
「誠実」という言葉には、「心にもない言葉は言わない」という姿勢も含まれます。
「スポンジケーキ」という「土台」が無い状態で、いくら生クリームを盛りつけ飾り付けを行っても、ウェディングケーキは形になりません。反対に「実感のこもった言葉」を基礎にしながら、ウィットやユーモアを交えたスピーチであれば、聞いた人に感動してもらう可能性が高くなります。



【解説】
「相手の立場に立って考える」
 これは結婚式のスピーチだけに留まらず、「人の心を掴む」ためには忘れてはならない姿勢です。
あまりにも専門的な話をしすぎて、一般の人に分かりにくくなっていないか、新郎新婦のプライベートに立ち入りすぎてはいないか、自己陶酔が過ぎて失笑を買うリスクはないか、「完成」の前に再度確認しましょう。



【解説】
「義務感」でいやいやスピーチに臨むのと、前向きな姿勢で原稿作りや練習に取り組み、本番に取り組むのとでは結果は自ずから違ってきます。
最近は、主賓挨拶が無い結婚式も多く、気心の知れた人だけで祝ってもらいたいというニーズも多いようです。スピーチのご指名が掛かるということは、あなたの「人間性」が評価されたいうことです。がんばりましょう。



【解説】
「言葉のスキル」には個人差が大きく、ある程度は努力して克服できる面があるにしても、「どうしても超えられない壁」があるのも事実です。しかし、「進むべき方向」が間違っていなければ、ハシゴを使おうが飛行機に乗ろうが、あなた自身が決断する限り、全く問題にはなりません。一部のタレントで「ゴーストライター」という言葉で「代筆」を揶揄する人がいますが、無責任かつおバカな発言です。


【解説】
「ユーモア」は人の心を豊かにし、「ふざけ」は相手を傷つけます。
何気ない一言でも、「晴れのこの日に、何でこんなことをいわれないといけないのか」と心証を悪くする可能性があります。
「失言」を回避するため、相手に対する「敬意」と「礼節」を根本に置いた上で原稿を考えましょう。その上で「スパイス」として、ユーモアを散りばめるとよいでしょう。



【解説】
「苦言」を受け入れてもらうためには、「信頼関係」というパイプが太くなければなりません。一対一の対話においてもそうなのですから、大勢の人の前で「小言」や「注意」を行っても、無用の反発を受けるだけでしょう。考えることが可能であれば、本人にだけ「ああ、このことをいってくれているんだな」と気付いてもらえる「励ましのメッセージ」を贈る方がベターでは無いでしょうか。



【解説】
「直属の部下」や「親友」など、あまりに身近過ぎて、「逆に考えが浮かばない」ということもあります。そんなときは、「(新郎新婦の)同僚」や「共通の友人」にリサーチするのも方法の一つです。
結婚する当人を交えて「一杯」やりながら話を聞く、もしくは本人は「抜き」で新郎新婦についての人物評を聞いてみるのも良いのでは無いでしょうか。



【解説】
「面接」や「新商品発表のプレゼン」と同様、結婚式のスピーチも「『内容』が評価の対象になる」という側面があります。しかし、前述の2つとは違い、はっきりした「合否」や売上げという形の「成果」が見えにくい結婚式の挨拶は「失敗をしない」ことが大事なのでは無いでしょうか。したがいまして、前日の深夜まで無理をして練習するよりも、早めに休む方が価値的な場合があります。



【解説】
結婚式のスピーチは「おせち料理」に似ているといえるでしょう。あまりにもオリジナリティに走りすぎたおせち、例えば重箱では無くどんぶりに盛られていたり、カレーライスのトッピングが昆布巻きだったりすれば、恥をかくのでは無いでしょうか。ただ、スーパーで買ってきた「出来合い」の数の子などを重箱に詰めただけでは味気ないので、「手作り感」は欠かせません。



【解説】
結婚式の会場にいる人の中には、人の話を「聞いていない」人も多くいます。
私たち一般人が人前でスピーチをするときには、テレビのタレントや芸人のように、「万人受け」しようなどとは考えず、「失言」などの失敗を回避しながら、着実に話すことに徹した方が上手くいくのではないでしょうか
コツは「目の前の一人に語りかける」このことを心がけてください。



【解説】
黒澤明監督の映画で『悪い奴ほどよく眠る』という作品があります。結婚式のシーンから映画が始まる訳ですが、「偕老同穴の契り」という言葉が出てきます。
私がこの仕事を始めたのは2009年ですが、お客様の案件において「偕老同穴の契り」という言葉は使ったことがありません。日常生活において、一生使わないような言葉は用いない方が自然といえるでしょう。



【解説】
「思ってもいない言葉」を使って結婚式のスピーチを行っても、「白々しさ」が残るだけです。冒頭や結びの、ある程度定型的な文章は別として、自分の心に照らして自然であり、暖かみのある励ましの言葉でスピーチを組み立てる方が良いでしょう。



   


【解説】
スピーチライターがたった一つだけ手伝うことができないこと、それは依頼者の人に「よし、この原稿でいこう」と決断してもらうことです。数年前、NHKで「坂の上の雲」のドラマが放送されていましたが、その中で描かれた連合艦隊司令長官、東郷平八郎と参謀、秋山真之のやり取りは「決断する人(東郷)」と「文章を考える人(秋山)」の好例といえるでしょう。



【解説】
「仰々しい」「わざとらしい」「押しつけがましい」違和感を感じさせる結婚式スピーチは見事にこの「~しい」を兼ね備えております。さらに有名な言葉や格言などの引用は、「またこの言葉か」と内心「軽く見られる」リスクを孕んでいるといえるでしょう。「引用」において聞く人に「新鮮さ」を与えるには、「なぜこの言葉がいいのか」を「自分の言葉」で説明できることが必要になります。



【解説】
私が考えるスピーチの内容は、基本的に「準備した内容をそのまま話す」ことを前提にしております。その場合でしたら「準備十割」もしくは「準備九割(多少のアドリブを前提)」ということになるでしょう。
ただしある程度の構成を頭に入れた上で、場の状況に応じて、言葉の使い方や内容を選択する場合には、「準備7割 空気三割」が有効な場合があります。



【解説】
「はじめに結論をいい、その後で理由を説明する」
結婚式のスピーチに限らず、人に自分の考えを伝えるには、上記の方法が有効です。
特に人柄紹介においては、「真面目」「明るい」「優秀」などのステレオタイプ的な言葉で表現し、そのことについての説明がない(もしくは足らなければ)「軽くあしらっている」と受け取られるリスクがあります。



【解説】
「自己陶酔」は「外交の場」である結婚式の会場においては、「タブー」ともいえる姿勢です。スピーチの原稿作成や話し方、全てにおいていえることですが、「自分がいいたいこと」「感情」が先に立てば失敗します。「相手がどう受け止めるか」「会場にいる人がどのように感じるか」を冷静に考え、その上で「おめでとう」という思いを込めるようにしましょう。



【解説】
「出来の悪かった新郎が、いつの間にか社長の右腕になるほど成長した」「バツイチの新婦、子育てをしながら懸命に働き、新郎に出逢って今日の日を迎える」「紹介してあげたい」というのも人情です。しかし、最長5分のスピーチで、「お荷物社員」「離婚」というネガティブな題材に直接言及するのはリスキーです。「オブラートに包む」「触れない」いずれかを賢明に判断しましょう。



【解説】
先にも述べましたが、結婚式のスピーチは会場にいる多くの人は「聞いていない」ものです。話していて反応がないと感じたとしても、多くの場合には「あなたが悪いのではない」ことがほとんどです。「ぶっつけ本番」で話すのであれば別ですが、少なくとも本記事を読み込んで原稿を考えた人であれば「失言」のリスクはゼロに近いはずです。自信を持って話しましょう。



【解説】
「定型文」や「忌み言葉の除外」は「礼服」と考えましょう。たとえば「ランニングシャツ」でスピーチに臨んだとしたなら、「アホか」ということになり、反対にビシッと決まった礼服に身を包んでいたとしても、二ヶ月風呂に入っておらず、垢でコテコテの顔であれば、眉をひそめられる結果となるでしょう。「身ぎれいにする」という姿勢は誠意に通じ、言葉においても同様です。



【解説】
内容は前述の【く】と同じですが、補足すれば「思い込み」と「思い入れ」は似て非なる物といえるでしょう。
「思い込み」は相手の状況を「直線的」にのみ捉え、周りの人間関係を配慮せずに「いいたいこと」だけをしゃべる行為。「思い入れ」は相手や関わる人たちを「立体的」に捉えた上で、暖かみのある言葉を掛けてあげることです。



【解説】
「言葉のスキル」には個人差が大きく、ある程度は努力して克服できる面があるにしても、「どうしても超えられない壁」があるのも事実です。しかし、「進むべき方向」が間違っていなければ、ハシゴを使おうが飛行機に乗ろうが、あなた自身が決断する限り、全く問題にはなりません。一部のタレントで「ゴーストライター」という言葉で「代筆」を揶揄する人がいますが、無責任かつおバカな発言です。


【解説】
基本的には他界した身内の話はしない方が無難です。しかし、新郎新婦と非常に親しい関係であり、どうしても触れたいという時には、十分配慮した上で紹介しましょう。
<例文A>「今日のこの日をきっとお父さんも喜んでくれていると思います。
<例文B>「お二人の出逢いを、お母さんもどこかで見守っておられたのではないでしょうか」



【解説】
実は「ムードの演出」は結婚式スピーチを考える上では、あまり優先度は高くありません。まずは「いっていいこと」と「悪いこと」をリサーチし、その上で「文章の組み立て」や「言葉の使い方」を考えるのが良いでしょう。ただ、「縁」という言葉は適切に用いればいい雰囲気を醸すことができ、「陳腐な使い回し」と受け止められるリスクが少ないフレーズといえるでしょう。



【解説】
「営業成績」など、「誰もが認める実績の紹介」であれば別ですが、「働きぶり」や「外見」などを他の社員と比べるのはNGです。
<失敗例A>「●●君は私の見る限り、他の社員の倍以上働いてくれています」
<失敗例B>「▲▲さんは『ミス経理部』と言っていい程の美人です」
<失敗例C>「人事部は◆◆君で持っているといわれております。」



【解説】
人との付き合いにおいて、冠婚葬祭での振る舞いは重要な意味を持っています。
職場の上司であれば、普段接する機会のない部下の親族の心をつかむチャンスでもあり、反対に何気ない言動が反発を産むリスクもあるといえるでしょう。
まずは、新郎新婦やお身内の心情を最優先に考え、題材や言葉を適切に選んでスピーチの内容を考えたいものです。



【解説】
【わ】において説明した「忌み言葉」の一つに「最後」という言葉があります。「使ってもかまわない」という意見もありますが、言葉を丁寧に吟味することは、文章全体にもいい影響を及ぼすのではないでしょうか。「禁止されているから使わない」というよりも、「よりよい話をしてあげたい」という「誠意」のあらわれとして、「忌み言葉の言い換え」を考えるといいでしょう。



【解説】
近藤がスピーチライターの仕事を始めたころ、「自分はあがり症でどうしようもない」というお客様がいらっしゃいました。当時の私は今と比べたらノウハウの蓄積も少なく、試行錯誤で原稿の作成に臨んでいましたが、「正直に認めて、会場の皆様にお断りした方が上手くいきます」とご提案し、結果的に大成功することができました。「誠意」「等身大の自分」は最高の武器といえるでしょう。



【解説】
話しているうちに、どうしても早くなってしまいがちなのが結婚式のスピーチです。
しかし、ゆっくりと話すことを心がけ、練習に励むことで「自分のペース」がつかめてくると思います。
「原稿用紙1枚(400字)」をゆっくり読んでおおよそ「1分」が一つの基準になります。あとは心持ち文章における「、(点)」を多く入れる感覚で話すとよいでしょう。



【解説】
本ページ最上段の動画でも紹介しておりますが、手に持った原稿を「ガン見」してスピーチを行うのは格好良くありません。しかし、本格的な「話し方」を教える人からレッスンを受けることは、忙しい合間を縫って原稿の作成や練習時間を確保しなければならない人に取っては、現実的でないと思います。本ページの実演動画を参考にしながら「鏡」をみて自己チェックすることをお勧めします。



【解説】
「専門家の力を借りる」ことは「何も考えない」ことではありません。何もかも「丸投げ」という意識の人は例えていえば、タクシーに乗った直後、運転手に対して「私はどこに行ったらいいんでしょう」と尋ねる人と同じです。自らの行動に対して責任を取る覚悟がなく、決断のできない人は、たとえ芥川龍之介に代筆してもらったとしても失敗します。




【解説】
スピーチやプレゼンなど、「人前で話をする行為」には、具体的な「成果」が求められる場合(商品発表やイベント誘致など)と、どちらかといえば「失敗を回避しながら、いいいい雰囲気で話を結ぶ」(冠婚葬祭のあいさつなど)ことが優先される場合とに大別されます。後者である結婚式のスピーチにおいては、必要以上に「高望み」をする必要はありません。



【解説】
昔、ラジオ番組で音楽評論家の渋谷陽一さんが、このような話をされていました。
「あの天才ビートたけしといえども『いつか、自分がとんでもないことをいってしまうのではないかと、恐怖に駆られることがある』と語っていた(趣意)」
百戦錬磨の話のプロであるたけしさんにしてこの意識で臨んでいるのですから、私たちにおいては言わずもがなです。心しましょう。



【解説】
上に同じくです。
皆様が素晴らしいスピーチをされることを心から願っております^^









【解説】
スピーチを頼まれる機会は、必ずしも社会的な地位に比例するという訳ではありません。さらに人望のある方であっても、結婚式で挨拶をした経験がない人は、世の中にたくさんいらっしゃると思います。ただ、この記事を読んでいる皆様の友人知人の多くが、「この人であれば」との思いを持っているのではないでしょうか。「信頼」には「誠意」で応えましょう。



【解説】
原稿の完成が間近になり、推敲を重ねる上で気をつけなければならないのは、「あれも入れたい」「これも入れたい」という気持ちに打ち勝つことです。映画においても、実際に上映される内容よりも多く撮影し、編集の段階で場面をカットすることが行われます。しかし、俳優の「役作り」においては割愛された部分の演技も決して無駄にはなりません。スピーチ原稿の作成も同様です。



【解説】
長い竹も「節」があるからこそ、丈夫で折れにくく、さらには「地面」において、隣りの竹同士と強く結びつき、少しの地震や台風ではビクともしない存在になることができます。人生の「節目」における「励ましの言葉」は、その人の生き方のみならず、周りの人にもいい影響を与えると思います。わずか数分間のスピーチですが、新郎新婦や縁する人たちの大切な「節」と捉え大切にしましょう。



【解説】
出来上がった料理を食べるのは、一瞬かも知れませんが、素材である一つの野菜、一匹の魚には農家の方や漁師の皆様の血のにじむような思いが込められています。さらに素材の中でも、中には食用に適さない「毒」を含んだ物が混じっているかも知れず、「判断」を間違えると大変なことになります。皆様が適切に「素材」を選び、「最高の調理法」でスピーチを大成功されることを願っています。



【解説】
スピーチライターに考えてもらった原稿は、何度も声に出して確認し、言葉の使い方や構成、内容に違和感があれば、自分の意見をフィードバックし、スピーチライターが持つ「プロの意見」とのすりあわせをしなければなりません。新郎新婦との人間関係を肌身で知っている人はあなた自身であり、相手の立場に立った修正のご要望は貴重な情報となります。





『孫子』に学ぶ結婚式スピーチ実践法

「兵ハ国ノ大事ニシテ、死生ノ地、存亡ノ道ナリ。察セザルベカラズ」
(三笠書房 『孫子の兵法』P.17)

➡祝辞やスピーチは、人間関係を良好に保つ上で重要であり、自他共の信用に関わる。十分な配慮が必要である。


「兵ハ拙速ヲ聞クモ、イマダ巧ノ久シキヲ賭(ミ)ザルナリ」
(三笠書房 『孫子の兵法』P.38)

➡完璧主義でぐずぐずしていても、いい原稿は仕上がらない。また、チェックや修正の時間も必要である。まずは書き出すことが大切である。


「百戦百勝ハ善ノ善ナルモノニアラズ。戦ワズシテ人ノ兵ヲ屈スルハ善ノ善ナルモノナリ」
(三笠書房 『孫子の兵法』P.50)

➡結婚式スピーチにおける「勝利」とは相手との信頼関係を深める事である。特に拍手喝采が無くても、信頼が得られれば成功である。


「勝ツベカラザルハ守ルナリ。勝ツベキハ攻ムルナリ」
(三笠書房 『孫子の兵法』P.69)

➡新郎新婦のエピソード紹介においては、次の二点が重要である。すなわち、「無難な内容で流す部分」そして「魅力や長所を強調する部分」である。


「勝兵ハ先ズ勝チテ而ル後ニ戦イヲ求メ、敗兵ハ先ズ戦イテ而ル後ニ勝チヲ求ム」
(三笠書房 『孫子の兵法』P.76)

➡成功する人は、十分な準備の上でその場に臨み、失敗する人は、ぶっつけ本番に近い状態で恥をかき、悪ければ新郎新婦の信用を失墜させる。


「オヨソ戦イハ、正ヲ持ッテ合シ、奇ヲ持ッテ勝ツ」
(三笠書房 『孫子の兵法』P.84)

➡「正攻法」が原稿作製の基本。自分の思いとのマッチング。適切な言葉の選択。触れてはならない話題のリサーチ。その上で「笑い」や「サプライズな展開」を考える方がよい。


「善ク戦ウ者ハ、ソノ勢ハ険ニシテ、ソノ節ハ短ナリ」
(三笠書房 『孫子の兵法』 P.88)

➡いい原稿を仕上げる人は「勢いに乗る」ことの大切さを熟知している。


「オヨソ先ニ戦地ニ処(オ)リテ敵ヲ待ツ者ハ佚(イッ)シ、後レテ戦地ニ処リテ戦イニ趨(オモム)ク者ハ、労ス」
(三笠書房 『孫子の兵法』 P.98)

➡本番直前になってからスピーチの作製に取りかかると、労力は何倍にもなってしまう。


「水ニ常形ナシ。ヨク敵ニ因リテ変化シ、而シテ勝ヲ取ル者、コレヲ神(シン)ト謂ウ」
(三笠書房 『孫子の兵法』 P.112)

➡水には決まった形はない。スピーチも同じである。状況に応じて内容を考え、手直しを行うことが必要になってくる。


「諸侯ノ謀ヲ知ザラル者ハ、予(アラカジ)メ交ワルコト能ワズ」
(三笠書房 『孫子の兵法』 P.124)

➡新郎新婦のみならず、周囲の人たちの人脈や人間関係を理解していなければ、失言を未然に防いだり、感動を与えることはできない。


「君命ニ受ケザル所アリ」
(三笠書房 『孫子の兵法』 P.140)

➡親しい人や、会社の上司、家族にスピーチの内容を見てもらうことは必要である。しかし、中には「思いこみ」にとらわれている人も存在する。アドバイスを鵜呑みにすると失敗する場合もある。


「知者ノ慮(リョ)ハ必ズ利害ニ雑(マジ)ウ」
(三笠書房 『孫子の兵法』 P.144)

➡祝辞においても、時に「利益と損失の両面から考える」ことは必要。一例をあげれば、仕事に関する活躍の紹介。変な持ち上げ方をすると同僚の嫉妬を生む場合がある。


「戦勢ハ奇正ニ過ギザルモ、奇正ノ変ハ、勝ゲテ窮ムベカラズ」
(三笠書房 『孫子の兵法』P.87)

➡スピーチの形式も基本(定型文の活用、言葉や避ける話題の選択)と応用(アドリブや自分の思いの反映)の二つから構成されるが、そのパターンは無限である。






   

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