原則、以下の流れでお話を伺います。

1.新郎新婦のお名前
2.新郎が婿養子であるのか否か?
3.新郎新婦の御年齢
4.新郎新婦の結婚歴の有無
5.新郎新婦のご両親が健在か否か?
6.新郎新婦のご両親が離婚されていないか否か?
7.新郎(あなたが新婦側の立場であれば新婦)との出会いから今に至るまでの思い出(多くても少なくても結構です)

ただし、分からない部分があっても大丈夫です。

クライアント様の思いを代筆するという立場からすれば、「情報が少ない」ということも、「新郎新婦との人間関係の距離感」を推測する上での「貴重な情報」となります。

例えば、新郎が直属の部下で、本人のいいところも悪いところも知っている係長のスピーチと、話をしたのは採用時の面接ぐらい、後はたまに廊下ですれ違ったとき、「●●さん元気ですか、がんばってね!」と新婦に声をかける社長の主賓あいさつとでは「話の方向性」は違ってまいります。

極端な話、日頃接点のない会社の役員などが、微に入り細に入り新郎の人となりや普段の仕事ぶりについて、「細かすぎる」話をしたとしても、暖かみのこもった「メッセージ」とはなり得ないことがあります。

スピーチを作成する上で、一番大切な情報はお話される方ご自身のお考えやご見識です。新郎新婦の情報はあくまでも、それらを確認するための「手段」である。このことを心においていただければ幸いです。

取材のやり取りの結果、「この事柄については、もう少し踏み込んだ方がスピーチの完成度を高めることに寄与する」と判断した場合には、追加情報をお願いする場合もありますが、ごく少ないのが実情です。

ただし、一つだけ「例外」があります。

結婚式においては、「コミュニケーションを取ったことがゼロに近い相手から、立場上スピーチを依頼される」ということがあります。

例外として以下の方だけは、情報収集をお願いします。(可能な範囲で)


<主賓挨拶の方で「直属の部下でなく、話をした機会すら無かったので、本人のことをほとんど知らない」という方>


※事前に直属の上司である中間管理職の方にリサーチしておくとよいでしょう。
1.普段の仕事ぶり、評価
2.人となり
3.パートナーとの馴れ初め


<親族の挨拶で「数十年来会っていない」「結婚式が久しぶりの再会」など>

※事前にお電話などで、ご両親にリサーチしておくとよいでしょう。
1.生い立ち
2.親から見た性格
3.仕事ぶり(知っている範囲で結構)


<その他の全ての方(主賓挨拶 本人と接点あり)、友人、両親謝辞、新郎謝辞、花嫁の手紙 など>

特別な情報収集は必要ありません。「ありのままの思い」「知っていることだけ」をざっくばらんに取材の際、お話しいただければ結構です。


私、近藤がどのようなことを考えながら電話取材を行っているのか。


あまり強調されないことですが、結婚式は華やかなイメージがある反面、デリケートな対応が求められる「外交の場」でもあります。

基本的には「自分がいいたいこと」ではなく、「相手の立場を考えて」話の内容を考えるのが正解ですが、その反面、あまりにも「社交辞令」的な話に終始しても「無味乾燥」なスピーチになってしまうと思います。

「クライアント様の思い」がガソリンであるとしたなら、「いっていいこと」と「悪いこと」の見極めを行うことは、ハンドルやブレーキであるといえるでしょう。最終的に「進むべき方向」を決断されるのはクライアント様ですが、適切なサポートができるよう対応してまいりたいと考えております。

ただ、電話取材の段階では、「本音モード」で新郎新婦の「いいこと」も「悪いこと」もありのままお話しいただく方が助かります。

納品後のやり取りにおいては、「プロとしての観点」から「第三者としての注意点」を申し上げることもありますが、「原稿作り」や「練習」の段階では、基本的に「失敗」はあり得ません。

子供に取っての安全な場所である「砂場」をイメージしながら、近藤にありのままの思いを語っていただければ幸いです。皆様と有意義な「語らい」ができるのを楽しみにしております。





   


スピーチライター近藤圭太の本
(電子書籍)
『「孫子の兵法」に学ぶ
戦略的
スピーチ成功法』


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