スピーチライターの近藤圭太です。
結婚式のスピーチにおいて一番のクライマックスは、結びに近い「贈る言葉」といえるでしょう。
一言で言えば、「幸せな家庭を築いて下さい」では、どのようにして幸せになって欲しいのかを「自分の言葉」で表現することが必要です。
結婚式当日が何月何日なのかによって、その日にちなんだ「贈る言葉」を話すのも方法の一つです。
今回の例文は、元ビートルズのメンバー、ポール・マッカートニーの誕生日を題材にした「贈る言葉」です。
土日が多い結婚式ですので、誰しも使える例文ではありませんが、運良く2016年(平成28年)6月18日(土)に主賓スピーチのご予定がある方は参考になさって下さい。
早い者勝ちですよ(笑)
【例文】
今日、6月18日はポール・マッカートニーの誕生日です。
私の好きなビートルズナンバーの一つに「Eight Days a Week(エイト・デイズ・ア・ウィーク)」という曲がありまして、君を愛するのには1週間が8日あっても足らない。こんなことを歌っております。
日本でいう「八(はち)」は末広がりで縁起がいい、ポールがこの意味を知っているかどうかはわかりませんが、やはりパートナーとの掛け替えのない時間を大切にすることは、末永い幸せに結びついていくと思います。
どうか、田中君と康子さんにおかれましても、今日の話を参考にしていただだき、実りのある家庭生活を送っていただければ幸いです。
そして、時代を超えて人の心を捉えてやまない音楽と同じく、お二人の生き様が周りの人たちにも、勇気と感動を与え続けていくことを念願しております。
本日は誠におめでとうございます。