スピーチライターの近藤圭太です。
スピーチにも、「攻めのスピーチ」と「守りのスピーチ」があります。
「新商品発表のプレゼンテーション」
「投票日の前日に行う、政治家の街頭演説」
これらは、「売上」「当落」という勝ち負けや、競合相手を強く意識した、「攻めのスピーチ」といえるでしょう。
反対に、「守りのスピーチ」とはどのようなものをいうのか?
「結婚式のスピーチ」はまさに「守りのスピーチ」といえると思います。主役はあくまでも「新郎新婦」であり、変な自己主張や宣伝などを行ってしまうとひんしゅくを買うことになります。
さらにいえば、「聴衆を感動させる」「拍手喝采を得る」というよりも「失言を防ぐ」「新郎新婦や親族に安心感を与える」方が優先順位としては高いと思います。
中国の兵法書として名高い。『孫子』も「攻め」と「守り」のシチュエーションをいかに判断し、「戦いに負けないためにはどうすればいいか」、という方法論を紐解いた名著です。
今回、「結婚式スピーチスピード代筆.com 」のホームページ内に「孫子の兵法」を題材にしたコンテンツを追加しました。よろしければ、ご覧になってみてください。
よくスピーチの方法論について、一般の人には全く馴染みのない難しい概念や「造語」で説明する人がいますが、私はあくまでも「相手のことを考える」アプローチで、スピーチライターの仕事を説明してまいりたいと思います。