会社の紹介をどうするか?(結婚式 主賓スピーチの例文 業種による違いについて)


スピーチライターの近藤圭太です。

7/2のブログで、「新郎新婦の勤務先をどのように紹介するか」という記事を書かせてもらいました。

今回は「誰もが知っている職種」なのか、「変わった仕事」なのかという視点から考えた例文を紹介します。

例えば、新郎(新婦)が郵便局の職員であり、窓口で切手やハガキを売っている場合には、

【例文 A】
「新郎の●●君は、▲▲郵便局の職員です。部署は窓口でありまして、親切で丁寧な対応はお客様から大きな信頼を得ております」

これだけでよろしいかと思います。世の中には、老若男女を問わず、一般的に認知されている職種がありまして、「郵便局の窓口業務」はその典型的な例といえるでしょう。

反対に「上手く説明しないとわからない仕事」もあります。例えば、以下のような例になるでしょう。

【例文 B】
「私どもの会社は、特殊な機械のメンテナンスの仕事をしております。構造が複雑でかつ、大規模な機械でありますが、スマートフォンを作る上で、欠かせない物であります。

メンテナンス作業は、大きくいいますと機械の構造を計測機器で測定する部門と、遠隔操作でソフトウェアを更新する部門とになりますが、新郎の●●君はソフト部門に所属しております。

皆様がご家族や恋人とスマートフォンで楽しいおしゃべりができるのも、●●君がコンピュータの前で頭を巡らせ、多くのデータの中から問題点を絞り込んでくれているおかげである。このようにご理解いただければと思います」

「こんな仕事もあるんだ」ということを一生知らずに過ごす人も多い、世間にはそのような「特殊な業界」もありますが、新郎(新婦)の勤務先である場合には、上手く説明する必要があります。

【例文 B】のような場合に気をつけなければならないのは、「あくまでも、新郎(新婦)のお仕事ぶりと絡めて話を考える」ということです。

「単なる会社の宣伝」と受け止められるか、新郎(新婦)を励ますための「暖かみのある言葉」と評価されるのか、上手く工夫しながら文章を考えていって下さいね。

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